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Interview : 学生「データサイエンティスト養成履修カリキュラム」修了🌸

6月7日(水)に国際地域創造学部長から、国際地域創造学部4年生の花城 大地さんに「データサイエンティスト養成履修カリキュラム」の修了証が交付されました。3年生終了時点の成績による終了は花城さんが初✨となります。そんな花城さんにカリキュラムでの学びについて聞いてみました😀 

Q:履修前のイメージや履修するきっかけ
 私が大学に入学した時、世の中はコロナが広がり、描いていた大学生活とは全然違う日常で、すべての授業がオンラインでした。そんな中たまたま履修した「データサイエンス初級」という講義で初めて「データサイエンス」という言葉を知り、大学生活でこんなに面白いことを学んでいるのかとすごく感動したのを覚えています。

Q:授業の内容や、履修してみて感じたこと
 私が一番おすすめしたいのは「データサイエンス概論」です。毎週、スポーツ界やマーケティング界、生態系など様々な分野で「データサイエンス」がどう使われているのかを専門のゲストスピーカーから話を聞くことができ、毎回の講義がとてもワクワクしました。最初は「データサイエンス」に不安がありましたが、琉球大学の講義は分析のための数学やプログラミングの講義、実際にデータを分析する「データサイエンス初級」、「データサイエンス中級」など学ぶべき分野が細かく分かれていたため、履修しやすかったです。

Q:履修して⾝についたと思う能力
 Pythonを自分で実際に動かしてみたときに何十回ものエラーが起きるのが当然なのですが、エラーの内容が英語で表示されて心が折れそうになることもあります。しかし、簡単にできないからこそ、時間を忘れるくらい夢中になり、できた時に大きな達成感を感じ、わからないことを調べる力や何度失敗しても諦めずに続ける力をこのデータサイエンスを通じて学ぶことができ、大学生で習得すべき力が知らないうちに身についたと感じます。

Q:内容やサポート、改善点など気づいたこと
 もっと多くの先生が教えることができ、データサイエンス系の講義が増えていくとより親しみやすくなるのかなと感じます。  

Q:これから履修する学⽣へのメッセージ
 私は大学に入学するまで「データサイエンス」という言葉も知らなかったのですが、1年生の時に履修したことがきっかけで、今はゼミとしてより深く学ぶこともでき、とても充実した学生生活になっていると感じます。数学や統計が苦手な人、プログラミングが苦手な人でも、講義はとてもわかりやすいですし、いつでも先生に気軽に質問できる環境だったので、ぜひ一度はチャレンジしてほしいです。大学生という時間があるからこそ、自分の好きなことを探求したり、新たな挑戦をしたりして自分自身を発見できることは今しかできないことだと思うので、ぜひ不安でもまずは飛び込んでみてください。

Q:今後やりたいこと
 私は現在データサイエンスを使って、沖縄に鉄道を走らせるなら、どのルートが最適なのかを住民や観光客など様々な視点から考え分析しています。鉄道があれば、免許を持っていない観光客の方が、今以上に沖縄を巡ることができるし、県民にとっても渋滞緩和や、バスが予定時刻を守りやすくなるなど様々な面でプラスになると思っています。今大学で自分の関心のあることを学ぶことができ、データサイエンスがとても楽しく感じています。本当にこの大学に入って、このデータサイエンスの講義を受けて良かったなと強く思います。