令和7年12月18日に沖縄県立久米島高等学校にて出前授業を実施
令和7年12月18日、沖縄県立久米島高等学校において、「情報Ⅰ」および情報系選択科目を履修する生徒を対象とした出前授業を実施しました。本事業は、離島地域における数理・データサイエンス・AI教育の機会拡充を目的として、本学が継続的に取り組んでいる取組の一環として実施したものです。
久米島高等学校では前年度にも出前授業を実施しており、今年度はその内容をさらに発展させ、久米島地域が抱える課題や地域産業を授業内容に取り入れた実践的な構成としました。授業にあたっては、本学教員に加え、国際地域創造学部に所属する現役の大学生2名が講師として参加し、生徒にとってより身近な視点からデータサイエンスの学びを伝える機会としました。
授業実施に先立ち、令和7年12月5日(金)~6日(土)には、出前授業用教材の収集を目的として現地調査も実施しました。調査では、株式会社ポイントピュール、沖縄県海洋深層水研究所、久米島町役場などを訪問し、久米島の観光資源や地域産業におけるデータ活用の実例について情報収集を行いました。これらの調査結果をもとに、久米島の中で実際に活用されているデータを題材とした講義資料を作成し、12月18日(木)の出前授業および報告会で使用しました。
授業および報告会では、主に以下の観点を中心に講義を行いました。
- 現代社会における数理・データサイエンス・AIの役割と、それらを利活用するために必要な知識・技術
- 大学における教育研究活動の中での数理・データサイエンス・AIの位置付け
- 数理・データサイエンス・AIを学ぶ上での「情報Ⅰ」の役割
特に今回は、「久米島のなかで色々なデータが活用されていることを知ってほしい」というテーマのもと、海洋深層水の利活用、養殖や化粧品産業、行政におけるデータ活用など、地域に根差した具体的な事例を取り上げました。専門的な学修機会を得にくい離島地域に在住する高校生が、データサイエンスを身近なものとして捉え、自身の進路やキャリア形成と結び付けて考える契機となることを目的として実施しました。


琉球大学は、今後も地域社会や現地企業等と連携しながら、へき地・離島地域を含む地域における数理・データサイエンス・AI教育の普及と充実に継続して取り組んでまいります。

【授業実施日および担当者】
■ 出前授業用教材作成に係る現地調査
令和7年12月5日(金)~6日(土)
(株式会社ポイントピュール、沖縄県海洋深層水研究所、久米島町役場 ほか)
■ 出前授業・報告会
令和7年12月18日(木)
2校時 10:10~10:55
対象:1年普通科 53名
3校時 11:05~11:50
対象:1年普通科 53名
5校時 13:30~14:15
対象:3年E選択(情報セミナーⅡ)14名および希望者
【講師】
- 山田 健太 准教授(琉球大学 国際地域創造学部)
- 越智 咲來 (琉球大学 国際地域創造学部 4年次)
- 加藤 行 (琉球大学 国際地域創造学部 4年次)
