令和7年11月21日に鹿児島県立 種子島中央高等学校にて出前授業を実施
令和7年11月21日、鹿児島県立種子島中央高等学校において、「情報Ⅰ」を履修する生徒を対象とした出前授業を実施しました。
昨年度は沖縄県内の離島高等学校において出前授業を実施してきましたが、今年度は当室として初めて、県外離島の高等学校における出前授業を実施する運びとなりました。
当日は本学教員に加え、琉球大学国際地域創造学部4年次の加藤 行さんも参加し、大学における数理・データサイエンス・AI関連授業で自身が学んだ内容や経験を、高校生に向けて共有しました。大学生の立場からの具体的な学修経験の紹介は、生徒にとって進路や学びを身近に考える契機となりました。
- 現代社会における数理・データサイエンス・AIの役割と、それらを利活用するために必要な知識・技術
- 大学における教育研究活動の中での数理・データサイエンス・AIの位置付け
- 数理・データサイエンス・AIを学ぶ上での「情報Ⅰ」の役割
沖縄県内の離島高等学校と同様に、地理的条件等によりこれらの情報に触れる機会が限られがちな離島地域在住の高校生に対し、データサイエンス分野への興味・関心を喚起するとともに、将来的なキャリア形成の一助とし、あわせてデータサイエンス人材育成の促進および「情報Ⅰ」の学習内容への理解深化につなげることが実施目的です。

琉球大学は、今後もへき地・小規模校を含む地域における数理・データサイエンス・AI教育の普及に継続して取り組んでまいります。
【授業実施日および担当者】
令和7年11月21日(金)
- 10:50~11:40(3限・50分)
対象:2学年(普通科・ミライデザイン科)30名 - 13:40~14:30(5限・50分)
対象:1学年(普通科・ミライデザイン科)39名
担当
- 獺口 浩一 教授(琉球大学 国際地域創造学部)
- 山田 健太 准教授(琉球大学 国際地域創造学部)
- 加藤 行 (琉球大学 国際地域創造学部 4年次)
